Powerline Trail は、Louisville 市の西部を南北にのびる、地域の生活圏に根ざしたトレイルです。観光地として有名なコースではありませんが、現地の案内板にも表示されており、周辺の公園やオープンスペースを結ぶルートのひとつとして利用されています。
名前の通り、高圧送電線の下を通る区間が多く、視界が開けた草原や住宅地の緑地帯を歩くのが特徴です。
基本情報
- オフィシャルサイト:Trails and Maps (City of Louisville)
※Powerline Trail 単独の詳細ページはありません - 所在地(アクセスポイントの一例):
Annette Brand Park
961 Azure Way, Louisville, CO 80027
(📍 Google Maps で場所を表示)
- オフィシャルマップ:OSMP Trail Map(City of Boulder)
トレイルの位置とつながり

Powerline Trail は、単独の短い散策路というよりも、地域の中を南北に縦断する“生活動線の一部”として機能しているルートです。
主な接続先は次の通りです。
- 南側で、Coal Creek Golf Course 西側の Coal Creek Trail から分岐
- 北へ進むと、Via Appia 沿いの Louisville Recreation & Senior Center 周辺の緑地と接続
- South Boulder Road を越え、北側では Louisville Reservoir 周辺、Sid Copeland Water Treatment Facility 付近へ
- さらに北では North Open Space の広い平原を通り、東の Keith Helart Park 方面へつながっています
このように、Powerline Trail は住宅地、公園、オープンスペースを縦につなぐ“地域内ネットワークの一部”としての役割が大きいトレイルです。
案内板とルートマップ
Louisville Reservoir 付近に設置されている案内板には、Powerline Trail が周辺トレイル網の一部として表示されています。大規模な観光トレイルほど目立つ存在ではありませんが、市のオープンスペース・ネットワークの中で位置づけられていることがわかります。
Powerline Trail は、以下のようなトレイルと接続しています。

- 赤色:Powerline Trail
- 青色:Coal Creek Trail(Coal Creek に沿うトレイル)
- オレンジ色:Goodhue Ditch Trail
Callahan Open Space Trailhead と Dutch Creek Park 付近の Coal Creek Trail を南北に結ぶルート - 紫色:Mining Trail
Louisville Recreation & Senior Center 南西の Louisville Arboretum と Louisville Community Park を結ぶ東西ルート - 緑色:Lake to Lake Trail
Harper Lake と Waneka Lake を結ぶ東西トレイル
※一部、未完成または簡易的な区間もあります
トレイルの雰囲気
送電線の下を通る開放的な区間

高い鉄塔と電線の下を通るため、空が広く、遠くまで見渡せる区間が多くあります。建物が少ないため、風を感じながら歩くことができます。
住宅地と隣り合う緑地
トレイルの一部は住宅地のすぐ脇を通っており、舗装された歩道のような区間もあります。日常の散歩やジョギングコースとして利用している人の姿も見られます。
草原に入る未舗装区間
North Open Space の広い平原では、小さなトレイルが多く分岐しています。用水路沿いを歩いたり、小さな丘を登ったり、農場脇を通ったりと、さまざまなルートで“探検気分”を味わえます。
場所によっては舗装がなくなり、草原の中の細い土のトレイルになります。春には草が芽吹き、秋には乾いた草原風景が広がります。

季節ごとの見どころ
(写真はいずれも North Open Space 周辺)
春
新緑の草や低木が芽吹き、草原らしいやわらかな風景になります。
用水路脇ではユッカの花が咲くこともあります。

夏
日差しを遮る木が少ないため、朝夕の時間帯が歩きやすい季節です。

Keith Helart Park 周辺では林の中に日陰ができ、少し涼しさを感じられます。

秋
背の低い草や周囲の樹木が色づき、空気が澄んだ日は遠くまで見渡せます。
期間限定でヤギの放牧(Goat Grazing)が行われることもあります。

冬
薄く雪が積もると、送電線と草原の組み合わせが静かな冬景色になります。
見られる生きもの
送電線下の開けた環境は、鳥にとって見晴らしの良い止まり木になります。
- カササギ

- フィンチ類などの小鳥
- 白頭鷲
時期によっては、草地管理のために放牧されているヤギが草を食べている様子が見られることもあります。
都市のすぐ近くでありながら、身近な野生動物の姿を観察できるのもこのルートの魅力です。
まとめ
Powerline Trail は、有名な観光トレイルとは違い、ルイスビルとボルダー南部の住宅地や公園、オープンスペースをつなぐ「日常の自然の道」です。送電線の下という少し変わった環境の中で、草原と都市が隣り合う風景を楽しみながら歩くことができます。
静かな散歩コースを探している人や、地域の中の自然のつながりを感じたい人におすすめのルートです。
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