ストックフォトを始めて約1年
昨年10月からストックフォトを始めて、およそ1年になりました。
娘の学費の足しにしたいという気持ちと、趣味も兼ねた「小さなビジネス」として始めましたが、正直なところ、1年目では学費に届くほどの収益には程遠いです(笑)。
寄稿写真内容
寄稿している写真の中心は、風景と植物です(多分 98%?)。
その他に、食べ物や小物、建造物などの写真もあり、撮影地はコロラドと日本が中心です。
一部、iPhone 13 mini で撮影した写真も売れています。
Adobe Stock
Portfolio: 2610枚

最近になって、1週間に約7枚売れるようになりました。
1日1枚のペース。
臨時収入
6月末: Free collection $48
無料コレクション (Free Collection)” への採用による前払い報酬
寄稿した写真の一部が「無料コレクション(Free Collection)」として採用され、その前払い報酬として $48 を受け取りました。
無料コレクションとは、Adobe Stock が選定した素材が一定期間または恒久的に無料ダウンロード可能となるプログラムで、対象作品を承認すると報酬が支払われます。
9月中旬: Firefly Contributor Bonus $33.26
寄稿した写真が Firefly の学習データ(AI トレーニング用データセット)として使用されたことにより、「Firefly Contributor Bonus」として $33.26 が支払われました。
Shutterstock
Portfolio: 2523枚

こちらは、1枚あたり10セントの収入ですが、AI トレーニングに写真が利用され、その配当として11月に約$32受け取りました。
ストックフォト収入は必要経費として申告できる
アメリカでは、小規模な個人事業収入は特別な開業手続きをしなくても 必要経費として確定申告(Tax Return)で処理できます。
つまり、ストックフォト収入に対する税負担を抑えられるのが大きなメリットです。
SDカード、トレイル入場料、駐車料金など、撮影のために必要な費用を経費として計上する予定。
→ 使用フォーム: Schedule C (“Profit or Loss From Business”)
2024年(Tax年度:1月〜12月)はスタートしたばかりで収入が少なかったため、経費はカメラケースのみ申告し、ストックフォトの最終利益は $0 としました。
撮影スタイル
基本的に、自分の好きなように撮影しています。
ボルダーの美しい自然や風景をシェアしたいという気持ちがベースにあります。
構図のセオリーや広告向けの余白などは、あまり意識していません。
目の前で感動した景色を、そのまま直感的に撮るスタイルです。
- カメラ設定はオートのみ
(ダイヤルが勝手に動いて設定が変わるとイラッとするので、自動以外は無くしてほしいくらいです…) - Raw撮影などの後処理も基本的に行いません(面倒で時間がかかるし。。)
→ そのせいで売れにくいのでは?と家族からツッコまれることも(笑)
機材
条件は 安い・小型・軽量 の3つ。
これを満たすのは マイクロフォーサーズ一択でした。
- カメラ・レンズの多くは ebayで中古購入(未使用に近い品を厳選)
- メインは Lumix G100D
→ $200台で購入できたため複数台運用
→ レンズを付けっぱなしにし、交換なしで速写できるコンパクトシステムに
高価な機材は落とした時の精神的ダメージが大きいし、故障時の修理費も新品級になるという話も多く、現時点では高額投資はしていません(いつか欲しいけど…)。
速写スタイル
ヨドバシカメラ(仙台店)で紹介されて購入した Peak Designのアタッチメント、ThinkTank の製品が非常に便利で、以降の速写装備もPeak Design, ThinkTank で統一しています。
トレイル撮影では、
・身につけているカメラ:3台
(広角ズーム / 標準ズーム / マクロ)
・手持ち:1台(望遠ズーム)
・バックパック内:超望遠ズーム1台
合計5台体制で挑んでいますが、実際に一番使うのは 望遠ズームで9割以上(笑)。
Amazon ジャパン (左) / US(右) 関連商品: PeakDesign キャプチャー ブラック

